ちこ丸の庶民派生活2

札幌のランチを中心に、食関係のあれこれを軽くレポートします。

森永ミルクキャラメル

タイアップ企画のために書き下ろした小説に出ていたキャラメルを買ってみました。

直木賞作家が、企業からのお題で書いた短編小説&エッセイ集「発注いただきました!朝井リョウ)」を一気に読みました。第一話が森永ミルクキャラメルの掌編(しょうへん)。

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本には、平成27年6~8月出荷分のパッケージに書かれていたものが 3話納めてあります。

読み終わったら(なぜか、企業と作家の思惑にハマっていて)「そうだ、キャラメルを食べよう」という気になり、お買い上げ。さっそく赤いテープをくるっと剥いて、食べる気満々に。

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大人になってからだいぶ経つので、キャラメルテイストのスイーツは食べていますが、キャラメルそのものを食べる(なめる?)機会は皆無。久しぶりの対面です。はっ「滋養豊富」「風味絶佳」って…未だに四文字熟語のキャッチコピーだったのですね。レトロ感が素敵です(笑

内箱を引き出してみると

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銀紙に包まれたキャラメルがきっちり整列しています。開けただけでも懐かしさ全開。1粒、手に取り、お口にぽん。

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おお、ミルク感の強いほどよい甘さで、ず~っと変わらない味。今回こそ噛まずに舌の上で最後まで溶かし切ろうっと♪

ごちそうさまでした ♬

※ 掌編はカップル未満の受験生の、ちょっぴり甘めのストーリー。3話で完結する青春ものです。

※ ちなみに現在のパッケージは、1/6の大きさのミニチュアペーパークラフトを作ろうという企画に代わっています。

セブン-イレブンの高級キリマンジャロブレンド

キャンペーンが本日までの、コーヒーを飲んでみました。

クーポンマニアでもある私。「~円引き」「~%OFF」にすぐ反応してしまうので、必要な時以外は(なるべく、なるべく)見ないようにしています。新聞に入っている折込チラシもけっこう危険度が高く…ちょっと前のチラシで見てしまっていたセブンイレブンのキャンペーン。お店で確かにやっています。

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令和元年12月に新発売になった高級キリマンジャロブレンド(R 110円)が、北海道地区限定で「20円引き」になるというもの。実施期間は3/17(火)~23(月)つまり本日までで、クーポンはなしでOK。

さっそくレジでオーダー。(110円→)90円を支払うと高級感のある青いカップが渡されます。

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普通のとは違う専用マシンで、挽きたての淹れたてが♪

さらに蓋だって専用の黒バージョン。

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で、キャッチは「深煎りの力強い香りとコク」なんですって。
どれどれ

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おお、蓋を開けると深みのあるフルーティーな香り。

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キリマンジャロ独特のほどよい苦みにコクを感じます。たとえお地味に20円引きだったとは言え、気分的に何だか美味しさが増している気が。好きなタイプです。いや~ん、濃厚なブラウニーに合いそ、クーポン持っていたっけ(笑

(通常では)この青い贅沢がいつでも普通のブレンドの10円増しです。レジで「高級キリマンジャロブレンドを!」とオーダーするだけで、ささやかなリッチ感をも味わえますわ。

ごちそうさまでした ♬

ビストロ エルスカで、本日のランチ@大通り

路面店のビストロでランチをしてきました。

最寄り駅は市電(路面電車)の資生館小学校前ですが、札幌市営地下鉄大通り駅からもすすきの駅からも歩いて行けるビストロ ELSKA(エルスカ)。アンティークなランプ、大きな硝子窓が目を引くファザードのこちらで、ランチを食べられるのは土曜日曜だけです。f:id:chicomaru2:20200321160455j:plain

看板でランチ営業をしていることを確認してから、張り切って古びた風の扉を開け、中へ。アクセントカラーに深いブルーを配した店内(1階)は細長い造りで、カウンター席が中心です。ハードカバーの本や文庫本がまるでオブジェのように置かれています。

エルスカランチ(1280円)は1パターンだったので、お魚と珈琲をチョイスしてオーダー。

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まずは本日の野菜料理です。レンコン、人参、蕪、大根etc. 惜しげもなく根菜類をたっぷり使って蒸し煮(?)にし、あっさり系スープのようなソースをかけたひと皿。ホール状のオールスパイスも入っているので、ただのお野菜ポトフとは一線を画す味わい。

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野菜の甘みと深みが引き出されています。

続いてフォカッチャ、そして、メインの皿…本日の魚はホッケです。身の柔らかさとは対照的にカリカリに焼かれた皮。香ばしさってその食感さえも美味しさのうちなのですね~f:id:chicomaru2:20200321160517j:plain
ブイヤベースっぽいさらっとしたスープに浮かぶホッケのポアレを囲んでいるのは、付け合わせのもちっとしたニョッキ。これを合わせてきましたか! さらに小ネギやクルトンのトッピングもあって、色々な食感が楽しめるひと皿です。スープもフォカッチャに吸わせ、余さずにいただきましょう♪

食後には、淹れたての珈琲を。

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優しい苦みが、とってもいい食後感を生み出します。

偏差値の高い創作系フレンチのビストロでいただくランチ。スパイス使いが絶妙でしたわ。

ごちそうさまでした ♬

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麺屋おざわのみそらーめん@菊水

人気麺屋の流れを汲むらーめんを食べてきました。

札幌市営地下鉄菊水駅から少し歩いた住宅街に建つマンションの、1階にある麺屋おざわ。入り口正面は駐車スペースになっていて、次から次へと車が入れ替わっては停まっています。f:id:chicomaru2:20200319081040j:plain

ややや、こちらの暖簾にそっと記されているは、札幌で人気の麺屋彩未(さいみ)の名ではありませんか、これこそ正統派「暖簾分け店」の証しってことなのですね~

期待して中へ入ると、店内はほぼ満席。食器の片付け中だったので、少ししてからカウンター席に。
そうそう、こちらのお支払いはキャッシュ・オン・デリバリー(前払い)方式。なので席に着くと同時に支払いを済ませます。

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しばらくして、注文していたみそらーめん(850円)が浅めのどっしりとした丼で登場。具材は、白菜やもやしなどたっぷりの炒め野菜、ねぎ、メンマ、角切りやスライスのチャーシューが数種です。
そして…何と言っても衝撃的なのは、スープの片側を覆う真っ黒な油。

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香ばしすぎるほど香ばしい焦がし油の黒マー油(?)です。おお、濃厚味噌のスープに加えることで、その苦みさえ旨みに感じさせる大胆さ。よい意味で計算高い1杯。

固めに茹で上げられた縮れ麺にも黒く絡みついていますが、麺の味わいを邪魔するものではなく

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私好みの食感で、するするっと食べやすい。いつまでも熱々なので、ふ~ふ~しながら、スープ、麺、野菜、麺、チャーシュー、麺と、ローテーションを繰り返し、けっこうな量を一気に完食。ふぅ~

食後のタイミングを見計らって、サービスの自家製杏仁豆腐がいただけます。

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とぅるんとしたさっぱり感が嬉しいひと品♪

有名店のDNAを受け継ぐこってり系みそらーめん。店主の工夫で、オリジナルのものに進化しています。今度は、修業した彩未とは全く違う「生姜付みそらーめん」を食べてみますわ。

ごちそうさまでした ♬

サイゼリヤのアロスティーニ

人気が出すぎ、販売一時休止となっていたメニューを食べてきました。

お昼どきのサイゼリヤには、相変わらずランチ待ちの列ができています。

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おやっ、入り口に張り紙でのお知らせがあり…予想をはるかに上回る注文のため材料不足に陥り、販売を一時休止していたメニューが数量・期間・地域限定で復活しているとのこと。それがアロスティーニ(ラムの串焼き、2本)(399円)。北海道地区での販売期間は 3/11~17 です。

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条件反射で注文してしまいます…
しばらくして運ばれてきたのは、スパイスが別添えのシンプルなラムの串2本。少し赤みのある焼き鳥のようですが、れっきとしたイタリア・アブルッツォ州の名物料理。

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「これってホンマにイタリアンかいな?」と、疑いつつもそのままあむっ。(けっこう串から外しづらいけど)適度な塩味がついたラム肉は固すぎず柔らかすぎずで、ちょっとだけ羊の臭みがあります。
続いて、スパイスを

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たんまり振りかけ、ぱくっ。
おお、なんともエキゾチック。クミン強めの謎めいたスパイス感で、お口の中に異国の情緒が広がる中近東料理系にシフトしています(笑 かなりパンチが効いていますけれど、そこまで辛くはありません。ビールにもワインにも、ご飯にも合いそう。

「こんなイタリア料理があったんだ!」というような、傾向が違うイタリアンレシピを何処からか探し出し、その中毒性のある強気の味わいでゲストの胃袋をがっつりとつかむテクニック。まんまとノセられ、大いに楽しませていただきましたわ。

ごちそうさまでした ♬

ポッポのフライドポテト

スーパーのフードコートで、フライドポテトを食べてきました。

かなり以前に放映され、印象深かったマツコの知らない世界。チェーン店のフライドポテト愛が強いエキスパートの回です。ランキング上位評価のお店が頭の片隅に残っていて(だいぶ今さら感はありますが)ついに行くチャンスが訪れました。

いまや札幌市内には4店舗しかないイトーヨーカドーの、屯田店内のポッポです。

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こちらの人気商品らしく、レジ前にはポテトのサイズ(S~LL)をしめすパネルが置かれています。

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はり切ってフライドポテト S(130円)を注文すると…「揚げたてをお出しいたしますので、少し時間がかかります。」とのこと。呼び出しブザーが渡され、ややしばらく席で待っていると、ブザーが高らかに! 止め方が分からず、鳴らしっぱなしのままカウンターへ突進(笑

そうして受け取ったのがこのフライドポテトです。Sとは思えないサイズ感。しかも熱々のほくほく。

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うふふ、塩加減もちょうどいいし、やはり揚げ立ては格別。優しい揚げ色で、やっぱりうま~ぃ♪ はふはふしながら食べ始め、ついつい勢いづいて食べつくしてしまいます…途中で止めることは出来ません。

そうそう、ポテトが入っているこちらのペーパーBOXは、オリジナルの自立型。後ろ側がとっても可愛いし、何よりポテトをつまむのに最適な形です。

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とにかくsサイズとはいえ、味も値段も大満足なフライドポテト。マツコの知らない世界に出演し、教えてくれたエキスパートにスペシャルサンクスですわ。

ごちそうさまでした ♬

ジャパニーズラーメンヌードルラボ Q の醤油らぁ麺@大通り

センスが光る「らぁ麺」を食べてきました。

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札幌時計台からもほど近いビルの、地下にある Japanese Ramen Noodle Lab Q(ジャパニーズ ラーメン ヌードル ラボ キュー)。登り旗が出ている目立たない入り口から階段を下りて行くと、まず麺の券売機があります。

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あ~~っ、値上がりしています…そういえば、お店がリニューアルしたので、メニューもリニューアルしていたのね。

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一瞬戸惑いましたが、何事もなかったような顔をして、シンプルな「醤油らぁ麺(1100円)」のチケットを買い、隣にある大きな鉄の扉から奥へ。

正面には、厨房前のカウンター席。真ん中には、大きなお花がど~んと置かれたビッグサイズのテーブル席。入り口横には座り心地抜群のウェイティング席も用意されているお洒落な店内は、以前のまま。

透明な板を使っているので、足元にグリーンが見えるテーブル席で待っていると、醤油らぁ麺がうやうやしく運ばれてきます。

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濁りのない美しいスープ。醤油が香り、まさにザ・醤油という感じ。そこにじゃっかん多めの鶏油がかけてあります。これがまた効果的なアクセントになっている1杯♪
トッピングは、ふわっと薄くスライスされたルスツもち豚チャーシュー(バラ&ロース)、メンマ、三つ葉と、じつにシンプル。

自家製ストレート麺もこの美しさ。

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道産小麦の味わいを最大限に楽しむことができるようと、ちょっと柔らかめな茹で加減。

素材が本来持つ味を引き出し、それを活かしてつくる店主のセンスのよさ。店名にラボと入れ、その探求心・心意気の高さを示しているのがよく分かるような「らぁ麺」ですわ。

ごちそうさまでした ♬

※ さすがに、新型コロナウィルス感染拡大防止対策で外出自粛中のこの時期、待つこともなくすぅっと入店できました。