意外としつこい性格なため、寿し屋では毎回、同じようなネタを飽きずに食べ続けていますけれど…。本日のおススメで目にした珍しい地元のネタをたのんでみました。
行くと、だいたい食べるネタは決まっているのですが、つい旬のものにも反応してしまいます。今回のそれは「かじかのこ」。
名前からして、たぶん、私の好きなヤツに決まっています。
なになに、北海道ならではの珍味ですって。
さっそく、オーダー用紙にカジカの子軍艦(264円)と書きスタッフに渡すと、しばらくして握りたてが手元に。
うふふ、まだパリッと感の残る海苔に囲われた小さな卵たち。たっぷり盛られているので、こぼれ落ちそうになっています。見た目はとびっ子ですが、違いは透明さ。乳濁の度合いが強めです。食感もちょこっと違っていて、ひと粒ひと粒が少しやわらかめ。お口の中で卵のぷちぷち感がはじけ、思った通り、旨-っ。特製の調味液は、その何とも言えない小気味よい食感を引き立てているよう。
やっぱりお寿司はトリトンで間違いありません。他にも、マイ定番の軍艦巻き(北寄貝のひも、カニ味噌)や冬に美味しい若布の味噌汁とで、グレードの高いランチに♪
あっそうそう、北海道の有名人三國シェフによるとカジカ(鰍)の子は「増毛町のキャビア」だそう。そう言われてみれば、やたらと稀少価値の高い「知る人ぞ知る裏・食材」に思えてきましたわ(笑
ごちそうさまでした ♬