歌舞伎座の地下にある木挽町広場で、日本三大まんじゅうの一つを買ってきました。
歌舞伎座の地下2階にある木挽町広場の一角、木挽町菓子屋横丁でお土産を探していると…
創業嘉永五年 柏屋 薄皮饅頭(つぶあん5個入り 594円)が目に留まります。歌舞伎の演目「黒塚」の舞台背景演出のインスピレーションをこの地(奥州街道・郡山宿)で得たということで、俳優(二代目 市川猿之助)ともゆかりのある柏屋。そちらの銘菓です。
なになに、福島名物で、日本三大まんじゅうの一つなんですって。しかも、今ここで売られているのは、新物あずきだけを使用してつくった季節限定もの。
そこらの薄皮まんじゅうとは明らかに違う、ただならぬ「由緒の正しさ」と「限定」に惹かれ、お買い上げ。
さっそく、いただいてみましょう。
ツヤのある軽い薄皮の中にはほどよい甘さのあずき餡がぎっしり。みずみずしささえ感じるような仕上がり具合で、粒々がとてもいいアクセント。やっぱり餡はつぶあんに限ります。
大きさは、ふた口でぱくぱくっと食べられるくらいのちょうどよさ。文句なしのお茶請けです。
いち早く採れたてあずきを使ってつくった、柏屋だからできる「旬、先取り」の薄皮饅頭。
ごちそうさまでした ♬
※ 余談になりますが、歌舞伎座「壽 初春大歌舞伎」の幕見席(まくみせき)を利用し、一幕だけちょこっと歌舞伎の雰囲気を楽しんで参りました。