ちこ丸の庶民派生活2

札幌のランチを中心に、食関係のあれこれを軽くレポートします。

東京旅その参:木挽町 菓子屋横丁の「柏屋 薄皮饅頭」

歌舞伎座の地下にある木挽町広場で、日本三大まんじゅうの一つを買ってきました。f:id:chicomaru2:20200129094216j:plain

歌舞伎座の地下2階にある木挽町広場の一角、木挽町菓子屋横丁でお土産を探していると…

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創業嘉永五年 柏屋 薄皮饅頭つぶあん5個入り 594円)が目に留まります。歌舞伎の演目「黒塚」の舞台背景演出のインスピレーションをこの地(奥州街道・郡山宿)で得たということで、俳優(二代目 市川猿之助)ともゆかりのある柏屋。そちらの銘菓です。
なになに、福島名物で、日本三大まんじゅうの一つなんですって。しかも、今ここで売られているのは、新物あずきだけを使用してつくった季節限定もの。

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そこらの薄皮まんじゅうとは明らかに違う、ただならぬ「由緒の正しさ」と「限定」に惹かれ、お買い上げ。

さっそく、いただいてみましょう。

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ツヤのある軽い薄皮の中にはほどよい甘さのあずき餡がぎっしり。みずみずしささえ感じるような仕上がり具合で、粒々がとてもいいアクセント。やっぱり餡はつぶあんに限ります。
大きさは、ふた口でぱくぱくっと食べられるくらいのちょうどよさ。文句なしのお茶請けです。

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いち早く採れたてあずきを使ってつくった、柏屋だからできる「旬、先取り」の薄皮饅頭。

ごちそうさまでした ♬

※ 余談になりますが、歌舞伎座「壽 初春大歌舞伎」の幕見席(まくみせき)を利用し、一幕だけちょこっと歌舞伎の雰囲気を楽しんで参りました。

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