専門店のうなぎを食べてきました。
札幌市営地下鉄すすきの駅から徒歩10分くらいのところにある うなぎ蒲焼専門店 うなぎ二葉本店へ。こちらは昭和23年創業の老舗ですが、落ち着いた雰囲気のある比較的新しいビルで営業しています。
暖簾をくぐり中へ入ると、目の前のお帳場で迎えてくれる女将。すぐに2階へと案内してくれます。
2階は靴を脱いで上がるスタイル。個室風の和室がいくつかあって、1番奥の大広間は畳敷きなのにテーブルと椅子のセットが数組置かれた和モダンな設えです。
(当たり前ですが)献立は専門店らしく、うなぎに特化。
いろいろある中で、シンプルなうな丼(お新香、きも吸付き 2250円)を注文します。
しばらくして運ばれてきた丼の蓋を開けると、うなぎの半身がどん。久しぶりのご対面です。さぁさ、卓上のひょうたん型容器に入った山椒をぱっぱと振りかけて!と…
あっ、かけ過ぎました。
いっぱい振りかかってしまった部分を箸でならし、その箸でうなぎを小さく切り、ご飯と一緒にぱく。おお、軽く付いた香ばしい焦げ目、ふんわり柔らかい身、甘辛たれと炊き立てのご飯、山椒の香り、その全てが混ざり合うひと口はじつに旨し。うなぎの配分を考えながら(笑 がつがつ、がつがつ♪
うなぎを全部食べてしまっても最後に残る脂と秘伝のたれが浸みたご飯。この余韻がたまりません。ついつい、丼を片手で持って、かきこんでしまいます。
老舗でいただく伝統のうな丼。三つ葉や柚子皮も入ったきも吸いも、すっきりとした仕上がりで、丼によく合っていましたわ。
ごちそうさまでした ♬