団地内にあるラーメン店で、クセの強い中華そばを食べてきました。
新札幌駅の東側奥に広がっているもみじ台団地。新興住宅街だった頃の若い街の面影はなく、現在はとても静かで落ち着いた街になっています。まだ本格的に雪が降る前の12月上旬、そんな一戸建て住宅と団地の街にポツンとある煮干専門の中華そば札幌煮干センターへ。
何処からいらしたのでしょうか、いきなりここにだけ人が集まってきます。
期待を膨らませ、おススメマークが付いているボタンをぽちっ。
カウンター席に案内されて、チケットを出すと細麺か太麺かを聞かれます。迷わず太麺で♪
しばらくして運ばれてきた煮干そば（並盛 太麺 780円）。いや～ん、麺抜きに見えてしまうほど濁っていてまっ黒。ビックリするような色あいです。
勇気を出して濃そうに見えるスープをひと口。おお、そうでもないかも。けど、苦みも含めて煮干しの味ががんがんします。それもそのはず、粉砕した煮干使用なので、その粒々はスープの隅々までがっつりと。もちろん麺にも付着あり。個性的な煮干スープが軽くからむむちっとした太麺は、麺本来の味を強めに感じさせていてスープに全く負けていません。これはこれで、なかなかの相性です。
ここはたぶんこの下品な味わいを楽しむ中華そば店（笑 その中毒性たるや、そ～と～なもの。このインパクトある煮干スープの味に「もういいかな！」といったんは懲りるけど、しばらく経つと「今度はおススメの通り、背脂を多めに振ってもらおうかしら」と、ついまた食べたくなるような不思議な味わい。煮干好きにはたまらないクセの強い1杯です。
もう1つの人気メニュー「油そば」もかなり気になりましたわ。
ごちそうさまでした ♬
