玉ねぎ農家さんを手伝ってまいりました。
農業王国でもある北海道のGWは、ちょうど玉ねぎを植える季節。今年は縁があって5日間の援農に行ってまいりました。
ビニールハウスに蒔いた玉ねぎの種が、ほどよい大きさの苗に育つこの時期。農家さんは機を逃さず、短期間で一気に苗を畑に植えていきます。
畑に植えるにはまず、ハウスの苗を1度掘り起こし、トラクター(苗植え機?)にセットできる状態にしなければなりません。機械にセットするために必要な「苗のカセット」。これを作っていくのが今回のお手伝いの中身。ミニ・ベルトコンベアーの上下の区切りに添って、ひと苗ずつ置いていくいわゆる流れ作業です。苗が載ると端から巻き取っていって円盤状カセットの完成。とうぜん載せるのは全ては「人の手」。
2~3人のチームで作業に取り組むのですが、最初はそのスピードについていけません。「こいつ大丈夫か?」的な視線に耐え、必死で食らいつくこと半日。ようやくついていけるようになりました(笑 そうなると気のせいか視線も言葉も温かくなったような…飴玉だってもらえたし。
農作業のほんの一部・一面にしか触れてませんが、(軽作業と言われた)立ち仕事でもかなりキツいもの。私にとっては重労働の域です。とにかく、こんなにも多く人の「手」をかけて玉ねぎって作られていくのですね。これからは、多少高くてもありがたく買わせて頂きますわ。
お疲れさまでした ♬