屋久島のクライマックスは縄文杉トレッキング。かなりハードな行程をこなし大自然の中でおにぎり弁当を食べました。
標高1000mから1900m級の山々が幾つも連なっているため、洋上のアルプスともいわれている屋久島。低地からこのような高地まである島内では多種多様な植物の垂直分布を見ることができます。特に山岳地帯に点在する樹齢何千年の屋久杉は有名で、中でも樹齢7200年ともいわれている縄文杉は屋久島のほぼ中央に君臨し島のシンボルとなってます。
その縄文杉を目指す縄文杉トレッキング・ツアーに参加。前半戦はトロッコ軌道を一列になって延々8kmくらいも。
軌道の終点まで行くと、いよいよ本格的なトレッキングが始まります。
キツい登りを少し上がると、とてつもなく大きな切り株「ウィルソン株」が。この人気ポイントの中は空洞になっていて、人が立ったまま何十人も入れるくらいの広さ。上を見上げるとハート型に抜けていることで有名です。
株内には祠もあります。
これは「子宝の杉」。
その大きさがよく分かるように(よそのツアーの)ガイドさんと。
けっこうな角度の木の階段を下り、水をまたぎ、岩を乗り越え、
樹の根を登り、どんどん奥へ。
マグロ頭といわれる倒木です。
裏側から見るとまるで龍。
大王杉、夫婦杉などを過ぎると…やっとやっとゴォーーール! 圧巻の縄文杉。
縄文時代からここに立っている雄姿を、三方(正面、右側、左側)にある展望台からまじまじと。
ここまで来れた満足感を味わいながら、ちょっと下ってお弁当タイム。あさひ弁当の昔懐かしい竹皮包弁当(おにぎり2個入り 470円)です。
いたって普通のおにぎり弁当なのですが、じつに旨~い。
ごちそうさまでした ♬
朝4時半に集合し、5時発のバスに乗って登山口まで行き、6時頃スタートした片道約11kmのトレッキング。登山口に戻ってきたのは16時半ごろ…つらすぎました。けれど、トレッキング・ハイが味わえましたわ(笑