専門店のうな丼を食べてきました。
札幌すすきののメジャーな交差点から1本東側に入った角にあるうなぎのかど屋。いつもうなぎを焼くいい匂いがただよっていて、近くを通るときは気を付けなければいけません、危険です。
良心的なお値段でうなぎが食べられるとあって人気の老舗には活気が戻りつつあるようで、この日も以前のようにできていた行列。予約のありがたみを知った瞬間です。待っている人がいたので、申し訳ないと思いつつ「予約してまーす!」と連呼しながら中へ。
古民家風で渋い造りの店内は薄暗く落ち着ける雰囲気。テーブル席に案内され「うな重にしようか、ひつまぶし膳にしようか、それとも定食に…」とさんざん悩んだあげく、中割(なかわり)丼(2035円)を注文。
丼、吸い物、香の物がのったお盆が運ばれてきます。
丼の蓋を開けると、ご飯の上にちょっと小さめなうなぎがぽん♪ 山椒をぱっぱと振っていただきましょう。
香ばしさがあるのに、とろんとした食感。うなぎと脂、ほどよくこなれた秘伝のタレのかかったご飯を一緒に食べると…うふふ、幸せの味。これを食べちゃってもまだ、ご飯の間に蒸されてふっくらしたもう1枚入っているという心強さ。たれを回しかけもう一度山椒を振り、丼を片手で持ち、がつがつ、がつがつ。最後に残った茶色に染まったご飯、これだけでもうなぎの余韻があって充分旨ーい。
シンプルなだけに、うなぎを食べた感にどっぷりと浸れるかど屋の中割丼。
ごちそうさまでした ♬