「もうすぐ閉店するので、その前に行っておこう!」と誘われた料理亭で、お弁当をいただいてきました。
令和2年3月31日をもって営業を終了するという「きょうど料理亭杉ノ目ホテルオークラ札幌店」は、電車通りに面したホテルの地下1階にあります。落ち着いた雰囲気で、ほどほどの高級感が心地よいきょうど料理のお店です。
お昼のおすすめの中から彩り弁当(1800円)を注文すると、松花堂弁当のような箱とご飯と味噌汁がど~んと運ばれてきます。
とり立てて「ものすごいもの」が入っている訳ではありませんが、地元の食材で真面目につくったものをきちっと納めたお弁当箱。煮物、照り焼き、酢の物、だし巻き玉子などに加え、本日のお刺身は帆立とサーモンです。
煮物の味付けが甘めなところや歯ごたえのよい漬け物の素朴さに感じる「きょうど料理」っぽさ。おやっ、ご飯の上に海苔の佃煮がのっています、きりりと炊きあがったご飯に海苔の佃煮って、ひさびさ。たまにはいいかも♪ どんどん食べらさります(←方言!)。
食後は水菓子と、
付けてもらった珈琲で〆。
根強いリピーターに推され、杉ノ目でいただく好感度の高い彩り弁当。大人に嬉しい、ほっとするような安心感のある味わいです。
もう食べられなくなると思うと(熱烈なファンではなかったにもかかわらず、共感して)残念な気持ちになってしまいましたわ。
ごちそうさまでした ♬