道の駅に併設されているレストランで、夏仕様のラーメンを食べてきました。
旭川市(北海道)のちょっと北に位置する剣淵町(けんぶちちょう)。農村でもあるこの町は、約30年ほど前に、町おこしの一環として青年有志が立ち上げた「けんぶち絵本の里を創ろう会」のプロジェクトを大切に育てました。そうした町ぐるみの努力の結果、今や農産物だけではなく絵本の里として全国的にも知られるようになっています。
当然のことながら、町内にある道の駅の名前も「絵本の里 けんぶち」です。
駅には絵本や情報のコーナー、テイクアウトやお土産品のコーナー、農産物直売所などが入っていて、敷地内にはドッグランや公園も完備。
横に長い建物の、端の方に併設されているのがレストラン ムーニャ。
ラーメン、蕎麦・うどん、定食など、多ジャンル展開している食堂です。
ここで食べられるのは地元の食材を使ったメニュー。おっ、おススメはレモンラーメン(800円)ですか…
むしむしと暑かったので、それをオーダー♪
輪切りのレモン、焼きズッキーニ、ベーコン、長ネギが浮かぶ冷製ラーメンです。山盛りのネギも涼しげな見た目でいい感じ。パパッとふられた粗びきの黒こしょうが印象的。
まずは、スープを。うんうん、意外と控えめな酸味がじつに爽やか。言ってみれば冷麺のスープにほんの少し酸味を加えたようなテイストで、鮮やかイエローの固ゆでチリチリ麺によく合います。
うふふ、ちゅるるんと一気に食べてしまいます。
そうそう、レモンスライスにもトライしましたが、あまりの酸っぱさに1枚だけしか…。
気持ちよさように、面となって広がっている雄大な畑を通り過ぎてたどり着く道の駅「絵本の里けんぶち」。その駅舎にある、ロケーションが剣淵の美しい四季そのものの絵本に出てくるウサギの名前を冠した食堂でいただく夏限定のレモンラーメン。清々しい夏向きの味わいでしたわ。
ごちそうさまでした ♬