ちこ丸の庶民派生活2

札幌のランチを中心に、食関係のあれこれを軽くレポートします。

琉球銘菓 三矢本舗のブルース

恩納村特産の隠れヒット商品をお取り寄せしてみました。

ネットで気になるお菓子を発見。我慢できずに、ぽちっと買いしてしまいます。それが琉球銘菓 三矢本舗の「幻の味三矢ブルース(カスタード味)(630円)」。

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沖縄県恩納村にあるサーターアンダギー専門店のオリジナルで『しっとり、もっちり、ふんわり』の3大食感が味わえるという焼き菓子です。

誕生秘話もありまして…何年か前のこと、こちらで新スイーツの開発中に、材料の配分を間違って焼き上げてしまいます。明らかに失敗作だったのですが、もったいないので恐る恐る味見をしてみると、びっくりするほどの美味しさ。商品化したところ、じわじわと人気が出てきてヒット商品になったというもの。

ブルースは、網目状の模様にうっすらクリームが塗られている、四角くシンプルなパン状の焼き菓子。もう5等分に軽く切れ目が入っています。

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さっそく食べてみることに♪

ややや、これはカステラ? パンケーキ? 蒸しパン?
それらのいいとこ取りをしたような、形容しがたい食感です。きめが細かな生地はしっとり柔らかなのにずっしり。それでいて、ちょっと固めの弾力があるのにふわふわの優しい食べ応え。よくあるチープな香料を使った匂いがするのに不思議とイヤな感じはしません 。

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とにかく、幸せ色に焼き上げられた中毒性のあるテイストで(笑

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もうパクパクが止まりません。
そのまま常温で食べてもいいのですが、冷やしたり、アイスクリームを合わせる食べ方も推奨されています。生クリームを添えてもいいかも。

なんくるないさ~的なエピソードと謎のネーミングを持つ「幻の味ブルース」。(新型コロナウィルス対策のため)自宅にお籠り中のお楽しみとなりましたわ。

ごちそうさまでした ♬

リゾッテリア GAKU で、シェフのおすすめリゾット@大通り

シェフのおすすめリゾット・ランチコースを食べてきました。

札幌時計台のすぐ隣に建つビルに入っている Risotteria. GAKU(リゾッテリア・ガク)時計台店。オフィスビルの地下なのに、そこだけ照明が暖かくイタリアンバルのような雰囲気を放っているお店です。

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こちらはリゾット専門店。バリエーションは100種類以上もあって、目が泳いでしまうほど沢山のリゾットがメニューには載っています。どれも美味しそう過ぎて自分では決められず…見上げた先の黒板にあった

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「土・日・祝限定 シェフのおすすめリゾットのランチコース(リゾット、サラダ、ドリンク、ドルチェ付き 1408円)」をオーダー。

まずはサラダの登場。って、ただのサラダではなく前菜仕様になっています。

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グリーンサラダに生ハム、キッシュ、ポテトサラダetc.

そして食べ終えるころ、透明な器に盛られたリゾットが運ばれてきます。「お皿の周りのバターソースを混ぜながら、お召し上がりください!」とのこと。

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えっ、これがリゾット?
大ぶりな鶏肉やフライドポテト、牡蠣、オリーブ、黄ニラ、クレソンなどがど~んとトッピングされています。
最初にベースのリゾットをひと口。お米はかた過ぎずやわらか過ぎず、味付けもシンプルでいい感じ。次にバターソースを和えてみると、うふふ、当たり前ですがコクUP。続いて、鶏肉と合わせてぱくっ。そのまま食べてもお肉のうま味を感じる知床鶏は、しっかりとした噛みごたえがあります。さらに、黄ニラとあむっ、牡蠣ともぐっ、おお、一緒に合わせる具材によって味わいが全く違ってきて何だか楽しいひと皿。配分を考えながら、いただきましょう。

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うふふ、けっこうなボリュームなのに一気に完食♪

食後のドリンクはブレンドコーヒーをチョイス、ドルチェは自家製焼きプリンです。

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焦がしカラメルやたまごの味がしっかりするプリン。そこに手抜きはありません(笑

シェフのおすすめリゾットのランチコースを食べ終え、お腹いっぱいの幸せに浸っていると、気が付けばお店の前には待ち人の列。人気のリゾット店の実力を再確認いたしましたわ。

ごちそうさまでした ♬

ドトールコーヒーのスティックシューカスタード

細長いシューを食べてきました。f:id:chicomaru2:20200307065427j:plain 

2月末のことです。ひと休みしにドトールコーヒーへ入ろうとすると、思いっきりアピールしてくる「大きな細長いシュー」。

カウンターのメニュー表でも推しているし、「ここまで推されているからには食べるべき?」と、ちょっと悩んでいるとスタッフにまでオススメされ…。迷いは吹き飛び(笑 大きな声でスティックシューカスタード(255円)とSブレンド(224円)をオーダー。

「出来たてをお出ししますので、少し時間がかかります!」とのこと。もちろん待って、受け取ったトレイが、これ。

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おお、現物は、やはり迫力のある長さです。ざっくり食感がウリの軽いシュー。注文を受けてからクリームを注入するので、生地にまだ湿り気が伝わっていなくって、ざっくりと言うよりサックサク。
はさまれているカスタードは甘さは控えめなうえ、たまごの黄身由来の濃厚なもったり感があります。どことなくクラシカルなテイストで、食べやすい。

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片手にコーヒーカップ、片手にスティック型シューを持ち、交互に正しくいただきましょう。コーヒーとの相性も Good です。

けっこうヘビーに見えましたが、意外にもライトでサクサク食べられます。ついついちょっと食べちゃう系のロングシュー。いつもよりちょっと珍しめの「普通を大事にした感」が楽しめましたわ。

ごちそうさまでした ♬

たま笹の玉かずら弁当@円山公園

円山地区にある割烹で、お弁当をいただいてきました。 

札幌市営地下鉄円山公園駅のそばなのに、メイン通りを曲がってすぐのところにあるせいか、静かな住宅街に佇んでいるという印象の割烹 たま笹。カウンター席以外は、ほぼ個室という造りです。

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接待用としても人気の高いこちらではオリジナルの京懐石を楽しむことができます。しかも、ただいま(コロナウィルス対策対応で)北海道応援プランを開催中(~3月末まで)で、いつものメニューが特別価格に。

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という訳で、玉かずら弁当(2750円→2200 円)をオーダー。

まずは先付として、トマトとチーズの茶碗蒸し。トマトの旨み、チーズのコクとのび感を加えた少し洋風の蒸し椀。熱々です。

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続いて、赤出汁、香の物付きでお弁当の登場。季節の八寸や峰岡豆腐、茄子の肉挟みあんかけなどが箱に綺麗にしっくり納まっています。

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牡蠣のフライか名物ジャガイモのカニ詰めが選べたので、カニ詰めをチョイス。皮ごと揚げたワイルドなお芋の中にはカニ入りマッシュポテトのような餡。ホクッとしたお芋と柔らかな芋餡の取り合わせが楽しい、北海道ならではの素材のよさを活かした味わい。

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特にお芋の皮のカリッと感は何とも言えず、たまりません。

そして、たま笹ミニぜいたく丼。黄身醤油を回しかけていただきます。甘海老、帆立、鮪、烏賊、サーモン、イクラなどに、大葉やきゅうり、カイワレ、ネギを和えリアルな山盛りにした丼♪ 新鮮なネタがもりもりで、ご飯とネタとの食べる配分に迷うほど(笑

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丸々入っている帆立や尾付きの甘海老などのネタだけをつまむ贅。(ミニなのでもちろん小ぶりですが)存分なぜいたく感が味わえます。

〆には水菓子。って、果物ではなく黒糖蜜ときなこ掛けのアイスクリームです。

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今回は珈琲も。

北海道仕様の京懐石がいただける割烹たま笹の玉かずら弁当。思いがけずお得な価格で食べることができましたわ。ありがとうございます。

ごちそうさまでした ♬

ダンダダン酒場の、ランチ限定肉汁餃子ライス@札幌

新しく札幌に進出してきた餃子製作所で、ランチを食べてきました。f:id:chicomaru2:20200303074240j:plain

令和2年2月18日、札幌国際ビルの地下1階にオープンした肉汁餃子製作所ダンダダン酒場の札幌店。首都圏在住者から「そこの餃子って、美味しいよ!」と聞いていたので、気になって、気になって…。
開店後、2週間くらいしか経っていないので行列覚悟で行ってみると、

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「営餃中」だというのに、在りえないほどすいています。
驚きながらもささっと中に入り、案内されたテーブル席に着きざま、

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肉汁餃子ライス(焼餃子6ヶ、温泉玉子、スープ、ご飯、香の物付き 700円)をオーダー。

しばらく待っていると、元気のよいスタッフが「当店の餃子には味が付いていますので、そのままで美味しく召し上がれます!」の言葉とともに運んでくれた肉汁餃子ライス。

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うふふ、これが肉汁餃子。

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見た目は、ふっくら系でぎょざいます。

まずはアドバイス通り、そのままぱくりっ。あれっ、期待していたよりも少なめな肉汁が軽くじゅわっ。これはこれで食べやすくっていいかも(笑 焼き色のついた厚めのもちっとした皮に、ふんわり包まれた肉餡。味付けも肉汁もほどよいバランスです。

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もちろん、ご飯に合わせてもイケます♪ 味変を楽しみたければ、調味液も用意されているので、自分仕様でのアレンジも可。そのままで3ヶ食べ、あとは酢だけでさっぱりと!もいいな。でも、ラー油も捨てがたいし、醤油多めにしてご飯をがつがつでもいいし。何だかいくつでも食べられそう。

「餃子の大好きな俺たちが研究に研究を重ねて創りあげたこの餃子をもっと多くの人に食べていただきたい! という思いで、地域密着営餃中。」のダンダダン酒場。今、勢いのあるチェーン店ならではの心意気を感じる肉汁餃子でしたわ。

ごちそうさまでした ♬

※ 新型コロナウィルス対策での外出自粛のため、街はがらがら。そのせいで、こちらへもすぐに入店することができました。

とんかつ檍のロースかつランチ定食@すすきの

気になっていたとんかつ店で、ランチをしてきました。f:id:chicomaru2:20200301070125j:plain

狸小路西2丁目をほんの少し南(すすきの側)に下ったところにあるとんかつ檍(あおき)札幌本店には、平成31年3月の開店以来、いつも長い列ができています。…なのに、この日は行列が全くありません。オープンして1年くらい経つせいでしょうか、午後2時くらいだったせいでしょうか、新型コロナウィルスのせいでしょうか、とにかく「チャンス!」と、勢いよく中へ。
入ると、高級らーめん店のようなカウンター中心の、明るい店内はほぼ満席。

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席に着き、迷うことなく【平日お昼限定】ロースかつランチ定食(170g)(1200円)を注文します。

しば漬け、それからご飯、豚汁、とんかつと、カウンター越しに出てきて、定食が完成。

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コミ通り、カツがぶ厚い~
レモンを絞りかけて、まずはそのままひと口。

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おお、この厚みなのに柔らかい。これも聞いていた通りで期待を裏切りません。

そうそう、「塩で食べる!」をウリにしているこちらに用意されている塩は4種類。

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特に、ヒマラヤ岩塩ナマック推し。

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ごりごり削り、お肉の表面にぱらぱらぱら。f:id:chicomaru2:20200301070221j:plain

ん、見た目の激しいスパイス感に反し、ちょっとクセのある塩というくらいのテイストで、肉本来の旨みと脂の甘みが引き出されています。厚みのあるカツの、肉そのものの味わいを楽しむには塩が断然Goodです♪
が、ご飯に合わせるとなると、何と言ってもソースの出番。置かれていたソースポットでキャベツにまで回しかけ、あとはご飯と一緒にがつがつがつ。うふふ、やっぱり、これも庶民にはたまらない味ですわ。

ごちそうさまでした ♬

※ この日の夕方、北海道知事により新型コロナウィルス対策のための非常事態宣言が出されました。ここ1~2週間がヤマ場です。できるだけ外出自粛し、WOWOWで映画三昧にしようと思っていますわ。

ワタミファームの有機アイスクリーム農園工房バニラ

申し込みをしていた株主優待品(アイスクリーム)が届きました。

昨年の10月末くらいに届いていたワタミ株主優待ワタミの系列店で500円の金券として使えるチケット6枚です。
札幌では使えるところが限られるので、チケットを送り返し「ワタミの逸品」と交換する申し込みをして、すっかり忘れてました。

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そんなに前のことなのに、昨日きっちり届いたワタミファームの北海道せたな有機アイスクリーム農園工房♪ 箱の中では、3種類のアイスクリームが4個と6個に分かれて並んでいます。

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しかも挨拶状付き。

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さっそく、数が一番多いシンプルなバニラ味をいただいてみましょう。
フタを開けると、黄色みがかった優しい色のアイスがぎっちり。バニラの粒々も見えます。

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おお、付属のスプーンがアイスにサクッと入ります。常温でちょっと置いたわけでもないのにガチガチではなく、意外と柔らかい…うふふ、これって、すぐ食べたい派にとってはストレスフリーでめちゃくちゃ嬉しい。テイストも濃厚というよりは、あっさりしていてミルク感がある昔のアイス風。素材で勝負する「変なものを入れていない系」です。少なめな量(90ml)もほどよくて、サクサク食べられます。

ワタミファームの「おいしさは大地のちから。」の有機アイスクリーム。食後にぴったりなので、大いに楽しめそうですわ。ありがとうございます。
ごちそうさまでした ♬

最近のワタミは客離れが進み、ブランド隠しに走っているようですが、ぜひとも正々堂々と盛り返していって欲しいものです。