神宮にある茶屋銘菓を買ってきました。
北海道神宮の駐車場から境内に入るとすぐにある茶屋は、あの有名な六花亭。建物は神宮バージョンになっていますけれども、こちらではマルセイバターサンドや大平原、チョコレート類などスタンダードな六花亭のお菓子も取り扱っています。
で、ここ、この場所にしかないのが「判官(はんがん)さま(110円)」。そば粉入りの焼き餅です。もう個包装になっているものも買えますけれど、狙うは店内での焼き立て。焼き上がるまでちょっと時間がかかりますし「お熱くなっていますので、気を付けてお持ちください」との声がけ付きです。
お好み焼き店のような鉄板で、お餅の表と裏に香ばしい焦げ目をつけて焼き上げます。とうぜんアツアツ♪
いつもはナプキンではさんでポンと渡され、店先のベンチでハフハフしながら食べるのですが…いまは自粛を促す空気。袋に入れてもらって持ち帰りにします。
残念ながら、ウチに着くともう熱々さと伸び~る感は失われています。が、香ばしさは健在。素朴なそば粉入りのもっちり餅生地、表面にぱりっとついた焼き色、中には甘みを抑えた粒あん。しっくりくるといいましょうか、地味な旨さがあります。
六花亭がつくる、境内の茶屋にふさわしい銘菓「判官さま」。
ごちそうさまでした ♬
※ 判官さまという名前は北海道開拓使 判官「島義勇」にあやかったもの。氏は開拓時代当時の庶民から親しみを込めて判官さまとよばれていました。そのことから、庶民にずっと親しんでもらえるように! との願いを込め「判官さま」にしたといわれています。