ちこ丸の庶民派生活2

札幌のランチを中心に、食関係のあれこれを軽くレポートします。

東京その壱:笹巻けぬきすし総本店のどんぶり限定ランチ@小川町

東京で一番古いと言われている笹巻き寿し店の、ランチを食べてきました。

神田明神参りのあと、そのままずずっと南下して(千代田線の新御茶ノ水駅を通り越したあたりにある)笹巻けぬしすし総本店へ。こちらの創業はなんと元禄十五年(1702年)。江戸時代から続く名物笹巻けぬきすしを食べることできる稀有なお店です。

本日のお目当ては「月~金、11:30~」の

どんぶり限定ランチ(1200円)。

がらがらと引き戸を開け、笹巻すしを販売している渋いカウンターとイートインコーナーがある小さな店内へ。

物静かなスタッフ(店主?)が「お持ち帰りですか? 食べて行かれますか?」と。「食べていきます、ランチをお願いします!」と私。

テーブル席で待っていると、まずはお茶とおしぼり。少し経って、お盆にのった限定ランチが。

けぬきすし2ケ、小鉢、漬物、潮汁、それから、三色丼。

酢飯の上にどど~んと載ったネタ。なんという気っぷのよさ♪ ふわっとしているのに香ばしい穴子、適度な脂ののったネギトロ、ねっとりとしたマグロ。山葵を溶いた醤油をちょっとつけてっと。旨っ。

そして、これが笹巻すしの玉子。酢の味がしっかり効いているので、そのままいただきます。

もう一つは海苔巻き。巻かれているのは酢飯とかんぴょう。どちらも、ほんのり笹の香りがして…なんとも素朴な味わいです。

寿しの原点ともいえる江戸名物の笹巻すしが付く、老舗のどんぶり限定ランチ。こんなにお得なお値段で、本当によいのでしょうか、感謝の念さえ湧いて参りましたわ。

ごちそうさまでした ♬